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出版社/著者からの内容紹介
「カットオーバーは3カ月後」――最近のシステム開発は,かつてないほど,システム構築のスピードに対する要求が厳しい。特にインターネットを介して顧客に直接サービスを提供するサイトの開発ではシステムの稼働がビジネスそのものにつながるため,カットオーバーが遅れることは許されない。既存の開発手法を見直し,無駄を徹底して省けば,カットオーバーへの近道は必ず見つかる。全20ページ。(日経オープンシステム・2000/10月号)
抄録(「電子書店パピレス」より)
総論
「これまでと同じやり方で開発していたのでは間に合わない」。では,どうすれば短期開発を実現できるのか。成功を収めたユーザーが実施した施策は様々だ。ただ,それらを分類すると,大きく2つのポイントが見えてくる。プロジェクト・スコープの厳しい絞り込みと,既存資産の利用――である。
Part1:プロジェクト・スコープの絞り込み
プロジェクト・スコープとは,あるプロジェクトを成功させるために,どの部分を開発するかの“範囲”である。これを最低限に絞り込めば,開発工数そのものを削減できる。足りない機能は運用しながら追加していけばよい。スコープの中でも,すべてを一気に作るのではなく,機能別に時間軸で分割した開発をすれば,問題点を早期に発見することで改善の速度が上がり,生産性を向上できる。
Part2:既存資産の利用
既存資産を活用すれば,システム構築期間を短縮できる。システム間連携ミドルウエアやコンポーネント化を進めるCOBOLコンパイラの充実など,再利用を進める環境が整ってきたことが追い風だ。ただし,“作り”の悪い資産は使えない。新規開発物も資産になることを考えると,再利用を前提とした開発が重要だ。また,資産には設計書などのドキュメントも含まれる。うまく使えば,生産性を低下させるコミュニケーションのオーバーヘッドを取り除くことができる。
著者について
日経オープンシステム
プロフェッショナルなSE(システム・エンジニア)を目指す人に向けた実践情報誌。部門システムから基幹システム,企業間連携システムまで,あらゆる規模・用途の情報システムの構築・運用に必要な情報を,具体的な事例やデータに基づく客観的な評価を基に,多角的に提供している。