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本物の生き方33の鉄則

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表紙画像
著者:中島孝志
価格:¥ 525
サンマーク出版


■ 内容紹介

出版社/著者からの内容紹介
 世の中にはとてつもなく大きな器を持つ人間的魅力に溢れた人物がいます。「キーマンネットワーク」という異業種交流会を主催している著者が、仕事等で出会った魅力溢れる「本物の人間たち」の生き様を紹介します。パワーやアイデアに溢れた人生たちは、あなたの生き方にも力を与えてくれるはず!?


抄録(「電子書店パピレス」より)
 松下さんは二十三歳で松下電気製作所を創立した。「これは便利だ。きっと世間で受け入れられる」と自信をもって開発した二股ソケットを、当時勤めていた大阪電灯(現在の関西電力)の上司から「そんなもんダメや」と却下されたことがきっかけだった。これは有名な話だが、この理由のほかにもう一つ、身体を養生させたいということがあった。
 当時は日給制だったから仕事に出ないと日銭が入らない。しかも、当時の松下さんは身体がひ弱でときどき喀血もしていた。
 勤め人としては務まらない。そこで奥さんをもらって独立し、床について養生しながら丁稚小僧に指示を出す生活がつづいた。
 「あの店に行ってご主人に会ったら、こんなふうにご挨拶して品物を納めてきなさいよ」「この番頭さんにはこう言ってお金をいただいてきなさい」という具合である。
 当時の丁稚小僧というのは、ホントに小僧、つまり子供である。松下さん自身、丁稚に出された年は満九歳であった。ところが、その丁稚小僧が松下さんの想像以上の仕事をして帰ってきたことが何回もあった。
 そこで松下さんは痛感した。
 自分がもし元気だったらすべて一人でやってしまって、結果として部下や店員は育たなかったのではないだろうか。
 自分の身体が弱かったおかげで、人に仕事を任せざるをえなかった。任せて失敗した経験から失敗しない任せ方を知り、人はどうしたらやる気を起こすか、どうしたら働きがいをもつかを体得した。任せるコツ、人を動かすコツをのみ込むことができた。
 だから日本で初めて事業部制を打ち出したとき(昭和八年)、社内で実際に事業部を任せる人間を探しても困らなかった。人材が育っていたからだ。
 さらに、松下さんはこういう。
 学歴のある人はエリート意識からか、ほかの人の意見などに耳を貸さない人が多い。ちゃんと聞いてくれないのなら、だれが話してやるかと思うのは当たり前だ。だから耳を貸さない人に情報が届くわけがない。
 ところが尋常小学校を四年で中退している松下さんは学歴がないため、「周囲の人がみんな偉く見えた」といっている。学歴がないおかげで、取引先のアドバイスはもちろん丁稚小僧の提言さえも素直に聞けた。
 「苦情をいってくる人には笑顔で接っせなあかん」と松下さんはいう。よく考えれば、クレームとは、改善提案すべき貴重な参考意見のことである。それを無視しないで誠実に対応することで企業体質を強くしてきたわけである。
 「自分の意見をちゃんと聞いてくれた」という事実が顧客に満足感を与えるものなのだ。 そして松下さんの人間的な深さは、その運命観にあると私は思っている。
 「自分が成功したのは運がよかったから」というが、実際に原始時代や戦国時代に生まれず、明治・大正・昭和・平成とエレクトロニクスの勃興、発展の時代を生き抜くことができ、しかも衰退産業や構造不況産業ではなく、発展産業に身を投じることができた。これはどう考えても、強運以外のなにものでもない。
 自分の能力や努力で切り開けることはたしかにあるだろう。しかし、人知や人力を超えた大きな水脈が脈々と私たちの人生の奥底で流れているということを、心に叩き込んでおくことだ。


著者について
 中島 孝志(なかじま たかし)
 1957年東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、南カリフォルニア大学院(宗教学)に学ぶ。出版社勤務のかたわら「キーマンネットワーク」を設立。91年には時代開発工房を設立し、「人間観研究会」「宇宙観研究会」を主宰。現在、マルチメディア・プロデューサーとして幅広い分野で活躍している。
 著書に『能力が目覚める瞬間』『人脈がいっぱい』『極楽の超時間術』(ダイヤモンド社)、『スーパー異才発想の達人ビジネス術』(かんき出版)などがある。

■ カテゴリ




「本物の生き方33の鉄則」紹介ページの最終更新日時
2008年12月29日 00:02:56
ID:293
※実際の販売・ダウンロードは『電子書籍パピレス』にて行われます。