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出版社/著者からの内容紹介
これさえできれば、仕事もできる! どんな仕事も、頼みごとなしで成り立つ仕事はありません。「応接にお茶三つ」「約束の時間、変更してもらえませんでしょうか?」「悪いけど、今日かわりに残業してもらえないかな?」取引先、上司はもちろん、女性社員や先輩、同僚、あらゆる相手にあらゆるケースで生じる頼みごとの極意を伝授。上手に人を動かすための話し方のヒントと極意を満載しました!
抄録(「電子書店パピレス」より)
あなたの残業はあなたの仕事だから、本来は、だれもつきあわされる義理はない。それを、つきあってもらいたいというのは、どういうときだろうか?
たとえば、かなりな量の商品やカタログの送付が急に決まって、その梱包作業や伝票起こしに、ひとりではかなり時間がかかりそうな場合。それをさっさと片づけてしまおうというとき、どう頼めばいいだろうか。こんなときあなたも同僚も、どちらも酒好きならば、案外スムーズに話が進むものだ。
『大川君。きょう、あとで一杯いかない?』
『――いいけど、何時ごろ出られるの?』
『実は、急ぎの発送があって、それをすませれば出られるけど』
『――じゃ、早くやっちゃおうよ、手伝うから』
調子のいいヤツと言うだろうが、結構、このパターンは多い。
自発的に相手が手伝う雰囲気を演出するのは、こんなときだ。
■「貸し」のある相手にこそ単刀直入に
前項のような場合は、手伝ってもらったあとの〈お楽しみ〉があるから、ふたりとも気分よくどんどん進むが、一般にこうした頼みごとは、自分の仕事を手伝ってもらうわけだから、相手に引け目を感じやすい。そうなりそうな相手には、はじめから声をかけないほうがよい。
以前、仕事を手伝ってあげた同僚や、日頃から、何かと相談に乗る機会の多い後輩などに狙いを定めて、いきなり、
『悪い。きょう、ちょっと手伝ってほしいんだ』と、言ってしまおう。勢いが大事だ。あれこれ考えているよりも、口に出してしまったほうがすっきりする。
まして、あなたがひとりで苦労しているのを、帰りがけに見つけた後輩から、「なんだ、言ってくだされば、お手伝いするのに」などと言われてから、「悪いね」なんて頭をかきかき手伝わせたのでは、〈借り〉ができたも同然。〈貸し〉のある相手に、こちらから先に声をかけるのとでは大違いだ。
著者について
久坂 圭(くさか けい)
一九四九年、東京生まれ。学生時代から様々な職業を経験。なかでも、老舗デパートへの納入業者としては、アルバイト社員ながら、トレンディ商品の仕入・販売で辣腕をふるい頭角をあらわすが、卒業を機に、さらなる好奇心を満足させるべく、雑誌記者に転進。あらゆるタイプの企業人、官僚、業界団体などの生態を見聞しながら、友人知己のネットワークを広げてきた。現在は、フリーな立場で企業の広報宣伝や執筆活動を展開しながら、これからの時代を生き抜く新しいビジネスマン像を追求している。
プロローグ
第1章 頼みごとがうまくなるためには
1 頼みごとがうまい人の特徴は?
■まず、「説明がうまい!」人になろう
■言葉より先に相手を尊重しよう
2 頼みごとの基本テクニックをおさえよう
■タイミングをつかむのがすべてのポイント
■頼みごとには自信をもって臨もう
■「頼みごと」は感情よりも技術が優先する
■迷わずに相手のタイプに合わせる
第2章 頼みごとを聞いてもらえる同僚・部下への話し方
1 仕事の引きつぎを依頼する
■切りだし方を工夫する
■要点を整理してストレートに伝える
■「忙しいから」と言われても
■たとえ、「苦手だ」と言われても
2 飲み会、接待に同伴してもらう
■最初は平等に声をかけよう
■個別にお願いするには
■飲み会のあとにフォローの一杯
3 車で送ってもらう
■車の相乗りは「公私混同」の意識をもって
■いつも相手の都合を念頭において
■途中まで乗せてもらいたいときは、目的地を明確に
■来客の送迎をお願いする
4 かわりに取引先に行ってもらう
■お願いする内容の確認は慎重に
■先方の了解もとっておこう
■相手の不安を解消するひと言を
■取引先での応対を決めておく
5 残業につきあってもらう
■相手が自発的に手伝ってくれる演出を
■「貸し」のある相手にこそ単刀直入に
■話し相手がほしいとき
6 直帰、早退のあとを引き受けてもらう
■立場をわかってもらえる相手に頼む
■連絡事項はメモを渡す
■理由は正直がベスト……とはかぎらない
7 企画書立案に協力してもらう
■協力のお願いは、恥にあらず
■自負心を忘れずに
●コラム●
困った同僚・部下の傾向と対策(1)早飲み込みする相手には
困った同僚・部下の傾向と対策(2)飲み込みの悪い相手には
困った同僚・部下の傾向と対策(3)相性の悪い相手には
困った同僚・部下の傾向と対策(4)告げ口癖のある相手には
第3章 どんな上司にも頼みごとを聞いてもらえる話し方
1 せっかちな上司、気の短い上司には
■簡潔第一をモットーに
■結論を最初に説明する
■相手が判断する範囲を最小限にまとめる
2 権威に弱い上司には
■とにかくおだてるのが一番だ
■上司の上司に根回しをしておく
■専門知識でハクをつける
■新聞、テレビを利用する
■得意先の都合を言い訳に使う
3 いつも忙しい上司には
■期限を細かく区切って、催促も忘れずに
■ダンドリはあらかじめつけておく
■相手の都合を利用する
4 気まぐれな上司、忘れっぽい上司には
■内容の細部まで確認する
■相手を立てながらも、動かしがたい事実を提示
5 情にもろい上司には
■率直に甘えて、正直に事情を説明しよう
■感情的な反発はタブー、冷静に説得を
6 理屈っぽい上司には
■曖昧さは禁物
■時間をおいてもう一度攻める
■理屈っぽい上司は意外に面倒見がいい
7 思い込みの激しい上司には
■一般論には、特殊論で応えよ
■「実績」や「前例」を使って対処
8 優柔不断な上司には
■優柔不断には二つのタイプがある
■「真性の優柔不断」は、責任回避型
■「考えすぎの優柔不断」は、否定的な事実やデータをダシにする
●コラム●
駆け引きの技術