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出版社/著者からの内容紹介
上司が部下を評価するように、部下も上司を評価しています。あなたは部下にどう評価される上司でしょうか? いま、上司に求められる資質とは、「マネジメント力」です。ビジネスマンのオピニオン・リーダー中島孝志が送る、部下指導の決定本! この本であなたもワンランク上の上司になりませんか?
抄録(「電子書店パピレス」より)
こんな上司は辞表を書け!
一般に部下から嫌われる上司に共通する要素をあげると次のようになる。
(1)判断や指示に自信がなく、しかも曖昧。
(2)言いっ放し。指示しっ放し。
(3)むやみやたらに威張る。
(4)大きなことに気づかず、細かい所ばかりに目をやる。
(5)一人で忙しがる。
(6)責任をとらない。もっとひどいのは部下に転嫁する。
(7)上に卑屈で媚びる。
(8)アクションが遅く、ワンテンポ、タイミングがずれている。
(9)逆に、常に急《せ》かす。
(10)落ち込みとハイテンションとの落差が激しい。
このような部下殺しのマネジメントばかりする上司は部下にとって「困ったちゃん」であるばかりではなく、会社のとっても「困ったちゃん」なのだ。
こんな上司がいたら、チーム内は士気も上がらず無駄ばかりで、退職者も続出。もちろん業績など上がるわけがない。上司に自信がなければ、いったい、部下は何を頼みにして仕事が進められようか。指示はしてもフォローや報告すら求めないのならば、
「俺に指示したことは忘れてしまっている。それほどたわいのない仕事だったのか」
と部下はすっかりやる気を喪失することだろう。
また、仕事をしているとどうしても目立つ部下にばかり注目して、大きな商談がまとまったりすると、「○○君の力で大変な成果を上げた」と部下を誉め上げる上司がいる。
しかし、よく考えてみて欲しい。仕事がうまく行ったのは、彼だけの力ではないはずだ。営業の仕事でも、バックヤードでアシストする人間たちのおかげということを忘れてはいけない。また、けっして派手ではないが目立たず着々と成果を上げている営業マンもたしかにいるのだ。
こんな上司がいると、誉められている本人はいいが、
「いつも彼らが主役で、俺たちは日陰の存在だ」
と周囲を腐らせるばかりか、チーム内に感情的なしこりすら残しかねない。下手をすると、いたずらにスタンドプレーを誘発する要因ともなりかねない。
だから、「陰のヒーロー」「陰のヒロイン」たちの存在をけっして忘れてはならない。そういうポジションの部下の存在にスポットライトを浴びせ、高い評価を与えるのも上司の仕事なのである。
権限のないところには必然的に責任も生まれない。チームが負けても責任を取る上司がいなければ、だれもリスクをとるような仕事にチャレンジはしようとしなくなる。上司が部下に目を向けず、上層部ばかりに気を使うようになったらチームは弱体化するだけである。
少しばかり人の上に立ったからと言ってあまり偉そうにしないほうが良い。
だいたい人は過誤ばかり犯す存在で、人が人を指導したり、裁いたりするのは人間の領分を越えた思い上がりの所行にほかならない。だから、「間違っているかもしれない」と畏れおののきながら、敢えてその任を負うところに指導者としての上司の根源がある。
著者について
中島 孝志(なかじま たかし)
1957年生まれ。早稲田大学卒業。南カリフォルニア大学院修士課程終了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て、現在フリーのジャーナリスト。経営評論家として多方面で活躍中。異業種交流会「キーマンネットワーク」(会員数700名)を主宰。また、ほかに「波動経営研究会」「人間観・宇宙観研究会」などの研究会を主宰している。
中島孝志の公式ページ「キーマンネットワーク」 http://www.keymannet.co.jp/
まえがき
第一章 マネジメントとは、なんとかする力のこと
マネジメントの意味を知っているか
だめな上司の下にはだめな部下しかいない
上司は辛い仕事である
些細なところに本質が出る
「それはだめだ」と言うな
歩を成金にして使う
飛車、角を殺すな
部下指導はQCの要領で行う
理想的な部下指導はラグビー型
第二章 部下なんて管理できるものじゃない!
好きだから仕事をする
部下はパートナーである
梯子を外してはいけない
新入社員をどう教育するか
新人教育担当者を決めて二重に教育する
「ほうれんそう」が基本
コミュニケーションの鉄則
クレーム対処は徹底的にする
第三章 部下のやる気を科学的に引き出そう
やる気はどこから生まれるか
忠誠心など期待するな
部下は上司の話など聞いていないと思え
転んでもただでは起こさない
会議をどうマネジメントするか
第四章 リーダーシップはセンスとタイミングがものを言う
誉める叱るは効果的にやる
煽てると誉めるはこれだけ違う
上司は部下に何を伝えるべきか
部下は人事異動で蘇る
努力の大切さを部下にどう伝えるか
新任上司のやるべきこと
第五章 人間通でなければ思い通りに部下は動かせない
「ライカビリティ」こそ必須の条件
できる上司の「利口の一つ覚え」
人間通でなければ部下は動かない
第六章 常に自分をバージョンアップせよ!
あなたがいなくても会社は動く
「ピーターの法則」を超越する
異質の人材とのコミュニケーション能力
読書の鬼であれ
健康であってこその上司
第七章 これが部下殺しのマネジメントだ!
部下の仕事を自分でするな
部下の手柄を横取りするな
「部下の腰が引けること、できないこと」をするのが上司
部下を犯罪者にするな
第八章 そのさりげない一言が部下を育てる!
どれだけ叱っても恨まれない
感動すれば勝手に伸びていく
問題は発見したとき解決されている
「きみはできる」と自信を持たせる