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出版社/著者からの内容紹介
漢方を難しく考えていませんか? 漢方の考え方は意外と簡単なのです。食生活に漢方を応用すれば、誰でもみるみるうちに健康に! 身近な材料を使って、おしゃれにおいしく医食同源を実践しましょう。簡単に作れるレシピを参考に、さっそく今夜から漢方流食生活!
抄録(「電子書店パピレス」より)
●自然に逆らわない(基本ルール1)
(1)人間は動物、ヒト科のヒト。
動物が食べるのはエサ。人間もエサ──つまり原材料のままを食べるのが理想です。もちろん、火を使っておいしく食べるのは人間だけの知恵です。でも、何から作られているかわからない得体の知れない形ではなく、何を食べているのかがわかる形がいいですね。
(2)季節に合わせて(陰陽説、22ページ)。
旬の物を食べる・その季節の出盛りの物を食べる。夏には夏にとれる物を、冬には冬にとれる物を。
(3)肌で感じる寒暖に合わせて(陰陽説)。
梅雨時や夏でも、肌寒い日はあたたかい物を。暑い時・運動をして汗をかいた直後は冷たい物を(ただし、控えめに。冷やし過ぎは危険)。
(4)体調に合わせて(虚実、35ページ)。
元気な時・おなかがペコペコの時は、それを満たす物を。疲れていたり食欲がない時は、ようすを見ながら控えめに。
●冷えないように(基本ルール2)
(1)手で触れて、あたたかく感じる物を。
手で感じる温度の物が、内臓の真ん中にある胃の中に入るわけですから、冷たい物を食べると、胃だけでなく、その周辺の内臓も冷えてしまいます。
(2)水っぽい物・飲み物は冷えのもと。
たとえ熱くしても、10分もたてば冷たくなります。もちろん、冷たい状態より熱い状態のほうがずっといいのですが…。
●バランスを考えて(基本ルール3)
西洋流の栄養学で言うバランスは、五大栄養素の量的バランス。漢方で言うバランスは、
(1)あたたまるか冷えるか、陰陽のバランス。
(2)色のバランス(青赤黄白黒の五色=五行説、30ページ)。
(3)味のバランス(酸苦甘辛鹹《しょっぱい》の五味=五行説)。
(4)量のバランス。体調や胃腸の状態に合わせて(虚実)。
●杓子定規ではなく、その場に合わせて(基本ルール4)
毎日の生活上、かたくなに正しい方法を守ろうとすると、社会生活に支障をきたします。
「お刺身は生物で冷えるから」と、訪問先でお寿司が出された時、「たまご以外はごはんだけを食べた」という人がいましたが、それでは困りますね。アツアツのお茶を飲みながら食べればお寿司やお刺身も大丈夫です。
「接待客の求めで冬なのにビール…」という時は、アツアツのおつまみを。それも無理なら、あらかじめあたたかい物を少し食べておけば、空の胃に冷たい物が入って胃や内臓がふるえてしまうのを防ぐことができます。
著者について
古村和子(こむら かずこ)
生体防御維持研究会会長。漢方総合療法研究所所長。薬剤師・鍼灸師
1945年長野県生まれ。1969年星薬科大学卒業。1970年東洋鍼灸専門学校卒業。1975年漢方専門薬局・鍼灸治療室三健堂を開設、主宰。1988年漢方美容サロンを併設し、総合漢方療法を行っている。生体防御維持研究会を通じ、漢方流の考え方と実践の普及に努める。
著書に『どんな病気もみるみる治る 漢方流食生活』などがある。