|
|
出版社/著者からの内容紹介
「四つんばい」を英語で言えますか?
「草葉の陰で嘆く」を英語で表現するには?
「ちちんぷいぷい」は英語でなんと言うのでしょうか?
学校では教えてくれない表現が満載!この本を読んでおけば英語力の幅が広がこと間違いなし!
『英語とっておきの話』に続く第2弾!
抄録(「電子書店パピレス」より)
ヘア(Hair)
最近、ヘアに関する話題が豊富だ。東京地裁は94年10月、ヌードや花の写真で有名な米国の写真家、故ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)の写真集を国内に持ち込ませなかったのは違法だという訴えを退けた。また、日本に乗り入れている外国航空会社の中には、あまりにも刺激的すぎるという乗客の訴えにこたえ、一部の週刊誌の機内配置を取りやめたところがある。しかし日本ABC協会(Audit Bureau of Circulation=新聞雑誌部数公査機構)の調べによると、ヘアヌードグラビアを毎週のように掲載している雑誌が部数を伸ばしている。 日本ではこの種の本・雑誌は書店、コンビニ(convenience store)、キオスク(kiosk)などでだれでも簡単に買えるが、英国や米国ではそうはいかない。ビニールなどで包み、特定の場所に置いて子供の目に触れないよう配慮している。価値観(sense of values)の違いによるものだ。 その“ヘア”という英語は?
関心ある方は和英辞典をご覧いただきたい。public hairと見間違える人が多いようだ。1字余分に入れて読んでいる。pubicはpubes(下腹部。これ自体にヘアの意味もある)の形容詞。「思春期、開花期」を意味するpubertyの親類語だ。She has arrived at puberty.で「彼女は年ごろになった」となる。pubic hairはfour-letter wordとは違うので、雑誌などではときどき見かける。 それに対し、本来(?)のhairは日常的に使うイディオムが多い。get gray hairで「気苦労で老けこむ」、smooth one's hair the wrong wayなら「人を怒らせる」、escape by a hair's breadthで「九死に一生を得る」だ。そして「(こんなくだらないことを書いてと)とやかく言う」はsplit hairs。「(髪の毛1本1本を割って裂くように)細かいことにこだわる」の意味だ。
著者について
中村 徳次(なかむら とくじ)
1935年、東京生まれ。早稲田大卒。在学中に米国カルフォルニア州オレンジコーストカレッジでジャーナリズムを1年間学ぶ。1962年、朝日イブニングニュース社に入社。英文朝日編集局長・朝日ウィークリー編集長を経て、95年、同社を退社。現在、文京大学講師。