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出版社/著者からの内容紹介
あなたの英語は本当に通じているのでしょうか? もしかして散髪するつもりでPlease cut my headなんて言ったりしていませんか? そんな人もこの本を読んでおけば、ナンパするつもりだったのに、気がついたら時間を教えてもらっていたなんて事態も避けられるはず。この本を読んで、もっと使える英語を話しましょう!
朝日新聞日曜版にて連載された「いんぐりっしゅ散歩」111篇を収録!
抄録(「電子書店パピレス」より)
フレンチキス(French Kiss)
キスシーンがメディアにあふれている。『アエラ』誌によると、「キスシーンブームの火付け役になったと思われるのは、欧米写真家のモノクロ中心のキスシーンばかりを集めた『KISS』という写真集。89年2月の出版以来、好調な売れ行きで、購読層も20〜30代のOLから女子学生、主婦へと女性に幅広く広がっていった。キスシーンが受け入れられるのはAVやセックス情報がはんらんしている時代だからこそかえってピュアな気持ちになる」。50年に封切りされた(release)今井正監督の『また逢う日まで』で、久我美子と岡田英次が見せたガラス越しのキスシーンに息をのんだ世代にとっては、隔世の感がある。
キスに2種類あるのはご存じの通り。kissing kin[cousin](会えば軽くキスするような間柄の親類[いとこ])という言葉が示すように、ひとつはあいさつのキス。あるベネズエラ人は「故郷では男女あるいは女同士でほっぺたにキスをする。それに比べると日本のあいさつはドライでさみしいときもある」と言っている。もうひとつは性愛行為のキス。この中にFrench kissが含まれる。a passionate kiss with the lips parted and the tongues touching(唇を開けて、舌と舌をからませ合う熱烈なキス)だ。ところが、ある週刊誌によると、女性雑誌に「舌と舌が軽く触れ合う程度のライト感覚のキス」と紹介されていたとか。テレビの映画紹介でも「……軽いフレンチキス」という解説があった。そのせいか、この意味を誤解している女性が大勢いるという。French kissの別名はdeep kissである。
著者について
中村 徳次(なかむら とくじ)
1935年、東京生まれ。早稲田大卒。在学中に米国カルフォルニア州オレンジコーストカレッジでジャーナリズムを1年間学ぶ。1962年、朝日イブニングニュース社に入社。英文朝日編集局長・朝日ウィークリー編集長を経て、95年、同社を退社。現在、文京大学講師。