|
|
出版社/著者からの内容紹介
21世紀、私たちはライフスタイルの一大転換を迫られている。
これまでの「マジメ人間」一辺倒のワンパターンから一歩踏み出すことによって新たな「生きがい」や「楽しさ」が発見され、心のエネルギーが完全燃焼するようになる。
とにかく一度、肩の力を抜いてリラックスしてみよう。そして知的で楽しい「時間活用術」を身につけよう。
抄録(「電子書店パピレス」より)
「休日に何をしたらいいかわからない」
「仕事以外の時間をもて余してしまう」
仕事一途、会社一途のマジメ人間は、ひとたび職場を離れると、どうしていいか戸惑ってしまうことも多いようだ。
あるいは、
休日には「終日、ゴロゴロしている」とか「テレビにクギづけ」「パチンコ、競馬、ギャンブルにのめり込む」――といった余暇の使い方をしている人もかなり見られる。
もう一つのタイプは――。
アフターファイブも休日も、業界、会社、仕事、職場の人たちと一緒に飲みに行く、麻雀、ゴルフをして過ごす、という人たちである。
高齢化社会の本格的到来によって、停年後、「暇はあるが、やることがない」という人がふえているようである。これは、仕事をしていた若い頃から、あまりにも仕事にのめり込んだライフスタイルのつけが回ってきた結果と考えられる。
定年退職後の諸先輩のこういう問題は、当事者たちの問題というよりもむしろ、・三〇代、四〇代、五〇代の人々の問題なのである。
というのは、定年後になってから、行くべき会社(職場)がない、やるべき仕事がない、会うべき友だちもいない、という状態で、家の中にいるようになってから、「さて、何をしようか」と考えるのでは遅いのである。いわゆる粗大ゴミ、産業廃棄物になることは目に見えている。
近年私は、企業や行政機関の人たちのライフプランセミナーで、「いかに、後半生を生きるか」「生きがいをどこに求めるか」「退職後の課題は何か」という内容のお話をする機会が多くなった。その詳しいことは、本文の中でもご紹介するが、こういう話をするに当たって、いちばん考えさせられ、勉強になったのは私自身だったような気がする。
私がつくづく痛感したのは――「余暇に何をするか」ということは、「暇ができてから考える」べき問題ではなく、・三〇代、四〇代の若い頃からのライフ・スタイルの問題であるということだ。
若い頃から、会社、仕事とのめり込んで、私生活にすることがない、というライフスタイルだと、「暇になったから」といって、急に、趣味を探し、余暇の過ごし方を考えても、できるものではないからである。そして、それは、四〇代、五〇代と年をとるにしたがって難しさを加えていく。
マジメ人間で、仕事へのめり込むタイプの人は、「趣味をもて」といわれても、なかなかキッカケがつかめない。
私自身が、若い頃から「酒はのめない」「ゴルフもやらない」という一種のマジメ人間だった。そういう自分の体験を踏まえ、私と同じような、あるいは類似の人々に、・月並みな趣味の道でなく知的時間活用術のヒントをさしあげようというのが本書の趣旨である。
マジメ人間がワンパターンの枠から一歩踏み出すことは、本人の生きがいや楽しさを増す。それに、肝心の仕事上の問題解決にもプラスになる。これからはマジメ一本槍では、仕事もうまく行かないのである。
人間は、生まれながらにして、心にエネルギーを秘めている。そのエネルギーが不完全燃焼に終わったのでは、もったいない話だし、からだにもよくない。
私たちは、一日も早く、自分の心のエネルギーに点火し、有効に完全燃焼させようではないか。
とにかく、一度、肩の力を抜いて、リラックスしてみよう。そして、本書を読みながら知的で楽しい「時間活用術」を身につけて欲しい。そうすれば、あなたの世界が変わる。人生も変わる。
著者について
国司 義彦(くにし よしひこ)
「問題解決の基本が分かる本」「人を見抜く100のヒント」「はじめての部下指導」「感性の磨き方」などのベストセラー、ロングセラーの著者として知られ、多くの経営者、管理者、ビジネスマン、OLからの相談に応じ、熱い信頼を寄せられている実践型の経営コンサルタント。「感性の磨き方」(三笠書房知的生き方文庫)「人生を開く7つの扉」(ダイヤモンド社)「社長道」(同文舘)ほか著書は150冊を超える。
公式ホームページ http://www.kunishi.gr.jp/
まえがき
第I章 最初に“肩たたき”に遭うのは「マジメ人間」
☆三日に一日は休日
☆休日も行くところがないので会社へ
☆「マジメ人間」はこうしてつくられる
☆人並みに、だが仲間にだけは負けたくない
☆「マジメ人間」は通用しなくなった
☆肩たたきは「マジメ人間」から
☆お利口さんは遊べない
☆人真似をするな
☆馬車馬人間
☆職場の「マジメ人間」
☆サラリーマンは、つらいよ
第II章 「マジメ人間」欲求不満を解消する方法
☆傷をなめ合う愚かさ
☆「欲求不満」は深く静かに潜行する
☆病いは気から、「欲求不満」から
☆心がけ次第で世界は変わる
☆「欲求不満」脱出作戦
☆「嘆きタイプ」の発想の転換
☆「怒りタイプ」の発想の転換
☆「しらけタイプ」の発想の転換
☆「コツコツタイプ」の発想の転換
☆力の出し惜しみは、最悪の怠け者
☆子どもの頃を思い出せ
☆「発散する」よろこび
☆「異業種交流会」を育てよう
☆「逃げ込もう」とせず「離れてみよう」
第III章 「マジメ人間」ライフ・ワークの見つけ方
☆三〇代、四〇代以上では趣味は見つからないか
☆趣味とライフワーク――ピント外れでは見つからない?
☆趣味としての農業、漁業は、最高の道楽
☆五〇の手習い、私の場合
☆自分なりに工夫して成果を楽しむ趣味
☆スピードを上げ、スコアを上げることが「趣味」の目的か
☆「趣味」をモノにするキッカケ
☆家事を「道楽」(?)にする
☆家事を分担し、家の中に居場所をつくる
☆組み合わせで、複合の楽しみ方が生まれる
第IV章 「マジメ人間」楽しみの発見、楽しみ方のコツ
☆「食べるため」に働くのか
☆「仕事」の楽しさ
☆「仕事と遊び」の境目はない
☆「作戦を立てる」楽しみ
☆「読み」と「作戦」を確かめる楽しさ(1)
☆「読み」と「作戦」を確かめる楽しさ(2)
☆「性格を見抜く」楽しさ
☆「説得する」楽しさ
☆「創り上げる」楽しさ
☆「人の変化と成長を見守る」楽しさ
☆「雑談」の楽しさ
☆「先を読む」楽しさ
☆「情報網、人脈を広げる」楽しさ
☆「書く」楽しさ
☆「旅の楽しさ」(1)――日帰り旅行
☆「旅の楽しさ」(2)――国内旅行
☆「旅の楽しさ」(3)――海外旅行
☆「食べる」楽しさ
☆「酒」の楽しさ
☆「家の中を見直そう」(1)――「いい夫婦」といわれるようになろう
☆「家の中を見直そう」(2)――もっと子どもと遊ぼう
☆「外の話」を家庭に持ち帰れ
☆「八人目の敵」をつくるな
☆ヘソくらず、「ガラス張り」で
☆「良い友」をもとう
☆「着ること」の楽しみ
☆「観る」楽しさ(1)――テレビと映画
☆「観る」楽しさ(2)――スポーツ観戦
☆「何もしないでボンヤリする」楽しさ
☆「世の矛盾」も楽しみの材料だ
第V章 「マジメ人間」知的遊びの発見、遊び方のコツ
☆「仕事」はつらいものか
☆仕事の中に「遊び」を見つけよう
☆「酒が飲めない奴」は仕事ができないか
☆「遊び」の中から文化は生まれた
☆自発的に「遊べ」
☆どこにでもある「遊び」のネタ
☆「遊び」の先入観を打ち破れ
☆ギャンブルも「遊び心」を持てば遊び
☆「出掛けること」に意義がある
☆辞書を引くつもりで「本を読め」
☆活字には夢がある
☆「歴史と遊ぶ」(1)――激動の時代
☆「歴史と遊ぶ」(2)――歴史を複眼で観る
☆「民話」「おとぎ話」「童話」の世界
☆「電話帳」「辞書」「時刻表」を読む
☆「数字」「図形」「パズル」と遊ぶ
☆「クール」に遊ぶ
☆クールからホットへ
☆自分でプレーするスポーツ
☆別荘の損益
☆別荘の生活
☆セックス
☆既婚者に異性の友はあり得るか
☆「知恵」を引き継ぐ