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会社を見抜く50のヒント

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著者:国司義彦
価格:¥ 525
オンライン出版


■ 内容紹介

出版社/著者からの内容紹介
 あなたにとって理想の会社とはどんな会社だろう。有名で業界トップ、給料もいいのに勤務時間は短くて休暇が多く、福利厚生施設も充実している。そのうえ自分の才能も発揮でき、仕事が楽な会社……そんな会社は現実にはないから、どこかで我慢しなければならない。そしてどこを我慢するかが、あなた考える「どんな生活がしたいか、どんな人生がいい人生か」に密接に関わってくる。
 だからこそ、あなたの今勤めている会社、あなたの今勤めようとしている会社がどんな会社かを見つめることは、あなたの一度しかない人生を充実して生きるためにとても大切なはず。
 この本は、きちんとポイントをおさえて「会社」を見つめなおすための頼れる道しるべになってくれるだろう。


抄録(「電子書店パピレス」より)
   4 組織の体質を診断する

 会社は生き物である、といわれる。生き物であるとすれば人間に体質、個性があるように会社にも「体質」がある。前項で述べたように同じ商社、銀行でもいろいろある。それはメーカー、小売り業でも同じことである。その個性、体質は千差万別なのでそれぞれの会社毎に見ていかなければならないが、大別すれば
 組織優先没個性型の体質
 個性重視の体質
とがあるようだ。
 いってみれば、前者が三菱、後者が三井ということになるだろうが、それでは個性を発揮したい人が三井物産へ入社したらいいか、三菱商事へ入ったら個性は組織に埋没するか、というと必ずしもそうはいかないところが面白いのである。
 どちらかというと、日本の会社は一様に「個性埋没型」であったといわれている。そして社員はAさんBさんCさん、みんなキンタローアメのように同じ顔になってくる、というジョークもある。キンタローアメというのは、断面にキンタローの顔が描いてあってどこを切ってもキンタローの顔が出てくる棒状のアメである。実際に欧米のビジネスマンには、日本のビジネスマンはみんなダークスーツで眼鏡をかけ、表情に乏しく彫りの浅いノッペリ顔で個人の区別がつかないそうだ。それはちょうどわれわれが欧米人がみんな同じに見えてアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの人たちの見分けられないのと同じで「なれ」の問題もある。
 しかし、もちろんどこの国の人でもそんなことはないのであって、日本人もひとりひとりみんなちがうことは当然である。
 むしろこういう見方もできる。日本では仕事の仕方がみんな個人の経験や勘に頼っていた。それでは製品にバラツキができ非効率だというアメリカ式の指導でみんなが同じやり方に統一しよう、という考え方に改められた。戦後日本の復興、生産性向上、品質向上のためにビジネス社会に押し寄せてきた「標準化」の波がそれである。日本の高度成長を支えることになった。そこでは作業が全て細分化され、すべての作業者がマニュアル化され同じ方法で仕事をするよう管理、チェックされる。その結果質のいい製品が安く速くできるようになった。マニュアル化はその後工場だけでなく小売業にも及び店員の応対もマニュアルで行われるようになった。標準化の方法はもともと軍隊の統制に用いられ日本では米軍の基地から民間企業にまで影響を及ぼすことになった。読者もよくご存じのマクドナルド、ケンタッキーフライドチキンその他のファーストフードの店はみんなマニュアルで教育を受けた社員である。
 というわけで日本の人材がもともと個性がなかったのではなく、むしろアメリカの影響で没個性的な仕事のやり方が日本に普及したのである。が、いきさつはともかくとして、あなたはこういう没個性的なビジネスに適応できるか、それとも自分の個性を大事にしたいか―ここが会社を選ぶポイントといえる。
 あなたがこれという個性もなく、それを表現する場を求めているわけでもないのなら組織がキチンとできあがり、それに従ってビジネスが行われている会社を選ぶべきだろう。どちらかというと、偏差値競争で没個性的な世界で銘柄校を志向してきたような人は、そういう会社に照準を会わせるとよいかも知れない。
 そうではなくて強烈な個性を意識し、組織になじまない生き方をしてきた人は就職先も銘柄会社を選ぶべきではない。銘柄会社は出来上がっていて組織もできあがり、すべてがコントロールされていることが多い。そういう会社に個性的な(ある意味でわがままな)人が入ると、何かと衝突トラブルも多く苦しむことになるだろう。もしかするとあまり長く勤められずに、転職することになるかもしれない。


著者について
 国司 義彦(くにし よしひこ)
「問題解決の基本が分かる本」「人を見抜く100のヒント」「はじめての部下指導」「感性の磨き方」などのベストセラー、ロングセラーの著者として知られ、多くの経営者、管理者、ビジネスマン、OLからの相談に応じ、熱い信頼を寄せられている実践型の経営コンサルタント。
「感性の磨き方」(三笠書房知的生き方文庫)「人生を開く7つの扉」(ダイヤモンド社)「社長道」(同文舘)ほか著書は150冊を超える。
 公式ホームページ http://www.kunishi.gr.jp/

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「会社を見抜く50のヒント」紹介ページの最終更新日時
2008年12月29日 00:03:07
ID:476
※実際の販売・ダウンロードは『電子書籍パピレス』にて行われます。