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出版社/著者からの内容紹介
「いまの自己努力、自己啓発が四〇代、五〇代以降の人生に花を咲かせるか否かを決定づける」「自分の人生は会社任せではなく、自分で切り開く」――これが会社の期待する自立できる社員像。
若いビジネスマンたちへ贈る、すばらしい人生の扉を開くカギとなる、しみじみと心に染みわたる言葉の数々。
抄録(「電子書店パピレス」より)
弘法筆を選ばず
「弘法筆を選ばず」とは、書の達人といわれた弘法大師(空海)が、筆を選ぶことなくどんな筆であろうと、その場に置かれた筆ですばらしい文字を書いたことからきた言葉。
本当に実力のある人は、道具のせいにして、仕事ができなかった理由にはしないということである。
仕事のできない人、実力のない人に限って、自分の能力不足を棚に上げて、材料が悪かった、時間が足りなかった、環境が悪かったと理由をつける。これは聞き苦しいことである。
達人、名人という人は、どんな環境であろうと、与えられた環境の中で立派な成績を残す。それでこそ達人、名人といわれるのだ。ビジネスマンも同じである。
言われずやる人になる
若い人の行動を見ていると、次の三つの行動パターンが分類できる。(1)言われずやるのは利巧者(伸びる人)、(2)言われてやるのは並みの者(ただの人)、(3)言われてやらぬは怠け者(ダメな人)である。あなたはこのどれに該当するだろうか。(1)の人は将来が楽しみだ。大いに成長株として会社から期待されるだろう。(2)の人は、並みの人である。努力次第で伸びることができる。ただし、大いに努力しなければ、仲間を抜くことはできない。(3)の人は、もう救いようがない大バカ者、怠け者である。やがて若くしてリストラの名簿に乗るだろう。言われずにやるということは、仕事に打ち込み、八方へ気配りをしておかないとできないことである。
問題解決能力を身につける
仕事のできる人とは、問題解決能力のある人のことをいう。やさしい仕事、ルーティンワーク、問題のない仕事は誰にでもできる。
ところが、この世の中の多くの仕事は、何かしら問題を抱えていることが多い。「販売」ひとつとっても、世の中商品があふれている。売りたくても簡単に売れない。注文をもらったのはよいが、とても安く受注したので、普通にやると採算割れとなる。高い値だと仕事はとれない。安く受注してどのように利益を出すかむずかしい問題である。
われわれは毎日、問題だらけの世の中で生きている。毎日、問題解決をしていかねばならない。この能力がある人は、他社からスカウトの声がかかるので失業の心配はない。
プロ根性と腕を磨け
プロというと、すぐに力士、プロ野球選手、プロゴルファーを思い浮かべるが、ビジネスマンも立派なプロフェッショナルである。
プロとアマの違いは簡単で、仕事をしてお金をもらうのはプロ、お金をもらわないのはアマである。もう少し厳密に言うと、その仕事で生計を立てているとプロ、その行為で生計を立てていないと、どんなに腕がよくてもアマである。
ラーメン屋のおじさんはプロ、そのおじさんより上手なラーメンを作れる人がいても、それが趣味ならアマ、ということである。プロの第一は、プロ根性、次がプロの腕、能力である。この二つが揃ったら本当のプロである。青年よ根性と腕を磨け。
著者について
酒井 正敬(さかい まさゆき)
(株)三和経営研究所所長。中小企業診断士
昭和13年東京生まれ。天理大学、早稲田大学卒業。昭和38年に経営コンサルタントの草分け的存在といわれた田中要人先生に師事して経営コンサルタントの修業に入る。昭和55年(株)三和経営研究所を設立して代表取締役に就任。過去に500余社の経営指導を行い、現在は50余社の経営顧問を務める。そのかたわら、年間80回の講演活動、社員教育活動、執筆活動に活躍。経営全般に通じているが、人事・労務の指導を専門とする。特に「人材採用の指導」および「中高年者の再就職指導」においては斯界の第一人者としての評価が高い。
〈主な著書〉『テキパキ感じのいい人間になる本』(中経出版)、『あかるい会社に人は集まる』『中途採用による人材獲得の実務』(以上、オーエス出版社)、『社長と幹部の大卒採用の実務』(日本法令)、『最新転職マニュアル』(ベストセラーズ)、『移った会社で成功する法』(ダイヤモンド社)、『ミドルの転職』(日本実業出版社)、『ビジネス・人生特訓365日』『30歳までにやるべきこと』(以上、清話会出版)、『面接の大原則』(高橋書店)、『インターネット時代の超就職学』(明日香出版)、『面接のチャンスをつかむ職務経歴書・履歴書の書き方』(PHP)