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ここがおかしい 日本人の英文法

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著者:T・D・ミントン / 安武内ひろし
価格:¥ 840
研究社


■ 内容紹介

出版社/著者からの内容紹介
 伝えたいことをきちんと伝えるために――will と be going to 、冠詞の a と the 、現在完了形と現在完了進行形、過去形と過去完了形、think と suppose など、日本人がその使い分けにおいて最も間違えやすい文法事項に焦点を当て、ネイティブスピーカーと可能なかぎり正確なコミュニケーションをはかるための、考え方の基本を提示します。わからない英文に出会ったときに立ち戻れるような、思考の出発点。それをみなさんの頭の中に定着させることが本書の目的です。


抄録(「電子書店パピレス」より)
 英語には「未来の時制」を表す基本的なパターンが5つあります。

 [1]will+原形動詞
 [2]am/is/are going to+原形動詞
 [3]am/is/are ...ing (=現在進行形)
 [4]現在形
 [5]am/is/are to+原形動詞 (=be to 構文)

 (ただし、[5]は[1]〜[4]とは性質がかなり異なるので、ここでは扱いません。第18章をご覧ください)

 ここでは、[1]〜[4]の正しい理解のために、4つの短い会話を挙げますので、まず読んでみてください。ちなみに、この会話は、わが家である日曜日に交わされたものです。

 〈会話1=午前10時〉

 Emily: Daddy, can you help me with my math homework sometime today?
 Dad: All right, I'll do it this afternoon.

 エミリー:パパ、算数の宿題やるの今日手伝ってくれない?
 パパ:いいよ。じゃあ、午後にやろう。

 会話1で、お父さんはこの瞬間まで、娘が宿題の手伝いをしてほしがっていることを知らず、娘の言葉を聞いたときに初めて、あとで手伝ってあげようと決めたのです。このような状況のときには、すなわち、その瞬間に何かをやろうと思いついた場合には、will+原形動詞を使わなければなりません。

 〈会話2=午前11時〉

 Mom: Emily told me that she wants you to help her with her homework sometime today.
 Dad: I know. I'm going to do it this afternoon.

 ママ: パパに今日、宿題手伝ってもらいたいって、エミリーが言ってたわよ。
 パパ: うん。今日の午後、見てあげるつもりなんだ。

 会話2では、お父さんが実はもうやるとを決めたこと(=今日の午後、エミリーの宿題を手伝うこと)を、お母さんはお父さんに頼もうとしています。このような場合、つまり、もうやるとすでに決めてあることについて述べるときには、am/is/are going to+原形動詞が対応します。この種の状況で will を使うのは誤りです。

 〈会話3(電話で)=午前11時30分〉

 Friend: Bob and I are going to a soccer game this afternoon. Do you want to come along?
 Dad: I'd love to, but I can't: I'm helping Emily with her homework.

 友人: 今日の午後、ボブとサッカーを見に行くことになってるんだけど、いっしょに来る?
 パパ: 行きたいのは山々だけど、ダメなんだ。娘の宿題を手伝うことになってるんだよ。

 会話3では、現在進行形が未来を表す用法が登場しています。友人は、もうすでにボブとサッカーの試合を見に行く手はずになっていて、それは、この人の個人的なスケジュールになっています。ひょっとして、手帳に「サッカー観戦」と書き込まれているかもしれません。一方、お父さんのほうは、この日の午後は娘のために算数の宿題を手伝ってあげるスケジュールになっています。このように、未来に何かをすることを取り決めて、それがその人の個人的なスケジュールの一部になってしまったら、(その未来がたとえ近くても遠くても!)、それを表現するには現在進行形を使います。

 当然、現在進行形と be going to do との間には、大きな意味の重なりがあります(次項参照)。なぜなら、個人の予定とは、結局すでにやると決めたことなのですから。会話3で、友人が、Bob and I are going to go to a soccer game this afternoon. と言ったり、お父さんが、I'm going to help Emily with her homework. と言ったとしても、あるいはまた、会話2でお父さんが、 I'm doing it this afternoon. と言ったとしても、まったく問題ありません(ついでながら、 be going to go の go の繰り返しはカッコ悪いので望ましくないと教えられたことがあるかもしれませんが、ネイティブの私が見て、これはごくふつうの使い方です)。

 *この続きは製品版でお楽しみください。


著者について
 T・Dミントン
 ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ卒業(文学修士)。日本医科大学助教授、慶應義塾大学非常勤講師、他。著書に、『英語での医学論文の書き方』(共著、ミクス)、『コミュニケーションのための口語英作文』(共著、成美堂)、『読む聞く話す TIME』(アルク)、『東大英語のすべて』(共著、研究社出版)などがある。

 安武内 ひろし(あぶない ひろし)
 フロリダ州マイアミ大学大学院修士修了(TESOL 専攻)。1988年、フロリダ電力株式会社勤務(技術翻訳)、88〜92年、ペンシルバニア州アーサイナス大学専任講師(日本語・日本文化論)、同時期、AT & T の Bell 研究所にも勤務。現在、代々木ゼミナール講師。

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「ここがおかしい 日本人の英文法」紹介ページの最終更新日時
2008年12月29日 00:03:46
ID:933
※実際の販売・ダウンロードは『電子書籍パピレス』にて行われます。