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出版社/著者からの内容紹介
【顧客を『集める』『つかむ』『離さない』販促メール活用術】では、メールマガジンを販促手段としている企業・商店にお話を伺いその方法論を探る「メールマガジン活用事例」、メールを販促ツールとして活用するノウハウ・TIPSについて説明する「メール販促TIPS」、メールマガジン発行に関して実施された調査の結果を報告し分析する「詳細リポート」など、SOHO・中小事業に携わる方が即戦力として活用できるメールマーケティング手法を、わかりやすく読者の皆様にご紹介いたします。今回はバックナンバーとしてVol.49〜Vol.52を掲載。
抄録(「電子書店パピレス」より)
今回取り上げた株式会社カラーテックでは、まず取り扱いをソニー製品のみに絞込み、その中で深く濃い密度での品揃え・情報提供を行っている、ある種のカテゴリショップである。一見したところ、現在も根強く残っている家電系列店制度のようにも思えてしまうが、ご存知のようにソニーという企業のブランド力は強く、その製品の愛好者は多い。販売商材を専門特化させて独自性を打ち出すには最適なブランドである。これは同様に熱狂的な支持者を多く持つApple社製品専門店とするのと同じような効果があるだろう。
しかし専門店を名乗るからには、ユーザーに対して深い品揃えと詳細な情報の提供が求められることになる。ソニー製品専門店である同社の商品情報の中核となっているのがメールマガジンなのだ。同社の発行するメールマガジン「SonyShop C-tec News」では、コンテンツとして「店員の声」と題した商品レビューが掲載されており、この内容に画像を付けてホームページ上でもメインコンテンツとして扱われている。トップページにあるように
>当店は「店員の声」という新製品の商品レビューなどでいち早く商品情報
>を発信し、商品販売しているインターネットソニーショップです。
と、これ自体が最大の看板となっているのだ。もちろんその内容は詳細で、初めての購入者の商品選びの参考となり、同時にマニア層が読んでも満足のいくレベルの内容となっている。
例として、6月7日配信のVol.238「ニューVAIO!「PCV-LX56G」でDVDを作ろう!」を見てみる。この回はコマーシャルなどでも見る機会の多い「パソコンでテレビを録画・編集する」といった機能の説明がメインとなっている。以下は素材としてワールドカップの日本戦を用いての編集作業の説明だ。
>今回の日本×ベルギー戦はNHKの放送なのでコマーシャルはありませんが、
>番組のタイトル部分と試合部分だけの映像にしてみましょう。
>
>冒頭部分に数十秒の余計な映像が入っているので、そこを送ってしまい、
>番組が始まった瞬間を「IN点」に設定。タイトルCGが終わってさいたまス
>タジアムの全景を映したところからちょっと経ったところを「OUT点」に。
>
>再び今度は試合が始まる直前のシーンでサポーターの映像になっているとこ
>ろを「IN点」にして、そのまま前半が終了したシーンまで送って、小野選手、
>中田選手がピッチを去るシーンで「OUT点」設定。あとは後半戦の始まると
>ころと番組が終わるところを同じようにして設定して「プレイリスト」を保
>存します。
このような操作は実際に試してみなければその良さは伝わりにくいものであるが、実に詳細に操作手順が述べられており、この回のメールマガジンでは実に500行以上もの長さで特集されているのだ。その内容に関しても「売りたいがため」の美辞麗句ばかりではなく、
>VHSビデオと比べて画質はどうですか? と聞かれる事も多いのですが、画
>質の劣化の仕方がアナログのビデオ映像とは違うんで一概にこうとも言えな
>いんですよねぇ。。。流れている動画ではDVD-R/RWの方が綺麗に見えるんで
>すが、静止した映像ではシーンによってはDVD-R/RWの映像ってブロックノイ
>ズだらけになっているところもあって比較にならなかったりもします。
>
>なので、VHSと比べて画質がどうこう、というよりもその画質の特性として
>受け止める部分があります。と私は答えています。
このようにマイナスとも受け取られるような点についても触れられている。このような公平さと、製品に注ぐ熱意が感じられて、そこで始めて読者はその情報を信頼することになるのだ。実際の店頭では面と向かって質問しにくいような内容であってもここを読めば答えは見つかる、普通に使っていたのでは気付かないような便利な機能が見つかる、そのような安心感を読者に与えることができるレベルのコンテンツとなっているのだ。